これまでの調停の日程は、
①子の監護者指定について
②婚姻費用について
双方の言い分について書かれた主張書面を出す
相手の主張に対して、双方が反論書面や証拠を出す
・3時間 面談
・この間に、調査官が、幼稚園と小学校にも訪問
母親に監護権を与えてもよいか、子どもたちの生活や様子を担任の先生にヒアリング
・児童 1時間面談
・幼児 30分面談
・調査官調査についての報告書面を見る
・これからの離婚についての話し合いの進め方について双方に意向を聞く
【この日についての記事は、こちら】
ここから、1ヶ月ほど経っている間に、夫の弁護士から、書面が届きました。
- 母親(私)が親権を持つことを認める。
- その上で、密な面会交流を求める。
※面会交流というのは、週末などに子どもたちと父親が会うこと
- 住宅ローンに加えて、現在の別居アパートの家賃、その上、婚姻費用の負担はできないため、11月からはローンは支払わない。
- 住宅は売却を希望する。
※婚姻費用というのは、離婚調停中に夫(また妻)に生活費を求めることができるものです。所得に応じた算定表に基づき計算されるため、この金額について争うことは、ほとんどの場合、できないそうです。
この文言を見たときには、分かっていてもショックでした。
いよいよこのお家ともさよならすることになるんだな、ということが実感として出てきたからです。
私のことだけを考えれば、このお家を夫の代わりに所有していくことの選択肢はありません。収入は、パートの10万前後の収入しかないからです。だから、出ていくこと前提で、動いてきました。なるべく収入を増やすための手立てと、いつでも引っ越しできるように賃貸や中古物件を探して、内覧しに行ったりしていたのですが、思ったよりも早く来ることになるのかなと、現時点では理解しています。
夫は、蓋を開けてみれば、私が見積もっていた収入よりも年収で200万円ほど多くもらっているようでした。夫の給与の中から、私たちへの生活費に毎月20万円、それで私は、子どもたちの学費から習い事、食費や日用品の購入、お出かけなど、自分も含めた3人分の支払いをしてきました。
それ以外は夫が支払い、残ったものは何に使っているのか知りません。大人一人で月に何十万もお金を使うということが私には考えられませんが、夫はいつもお金がないお金がないと言っていました。なので、夫が自宅を手放す話をし始めたタイミングが早いことは、これまでの彼をみていると納得するところもありますが、実際のところ、どれくらいの資産が残っているのか分かりません。
ただ、弁護士の先生からは、「本当に支払わないかどうかはわかりませんけど(どこまで本気で言っているのかわかりません)、、、」という一言は、ありました。少し脅し文句として使っている可能性もあるということです。つまり、彼がローンを支払わないということは、私たちが今住んでいるお家から出ていかなければならない、ということになるからです。
さて。
これから住む場所を探すことが大変です。
それで、頭の中がいっぱいになります。
でも、ひとまず、子どもたちの親権は私が持つということで、両者の合意はできそうで、離婚はこれで成立はしそうです。
夫と生活をしなくて済むことと、子どもたちと変わらずこれからも暮らしていけることは、私にとって、最も大きなことでした。
だから、ほっとしました。
でも、まだ、結論がひっくり返ることがあるのかどうか、共同親権の議論の中で、どのようなリスクがあるのか、ここで得た権利がどれくらい強いものなのか、まだ半信半疑です。
手にしても、不安が無くならないし、
手にできなかったら、悲しいし、
いずれにしても、
手放しには安心できない、というのが今の心境です。
いつか、そんな日が来るんでしょうか。
自宅の売却のことや、上で書いたような親権についての心配事も、来週11月5日に弁護士の先生と話すお約束をしています。
先生からご提案がありました。
「ゴールをどの地点に定めるのか話をしましょう。相手の弁護士が頼りないため、こちらの手立てをしっかり考える必要があります。」とのことでした。
具体的に、どのようなことを話すのか全く想像がつきません。
でも、調べたところ、自宅の売却にもいくつかの選択肢があり、競売だけでなく任意売却やリースバック、、、いろんな方法があるようですので、先生にご相談しようと思います。
先生に聞きたいことは、
- 子どもたちに話すタイミングやその内容で気をつけることは?
その際に、夫と足並みを揃える必要があるのか? - 今後、どのような順で落ち着いていくのかと大体の期間は?
- 今の職場で、契約職員のお話があるが、すぐになっても大丈夫か?(その際、夫の扶養から抜け、子どもたちを扶養し、私自身も健康保険・社会保険・雇用保険・労災保険などに加入する)
- 今の一軒家を私が持てる選択肢はあるのかとその条件は?(正社員である必要があるかなど、自分の親が連帯保証人になっていないか確認と回避方法)
- 子どもたちの行事の案内などを、夫に繋ぐ連絡をする必要があるか?(メールの無視や突然の訪問があるため、コミュニケーションが取れない)
- 一軒家にある家財道具などの処分は、どれくらいの範囲であれば始めてもよいのか?
これくらいが今浮かんでいます。
一つ一つ、弁護士の先生と一緒に整理をしていきます。
どうなるか分からないという状況で調停を申し立てて200日くらい、足踏みをしてきました。
およそ半年です。
自分の収入のことも、住民票のことも、子どもたちの市からの補助のことも、たくさん調べては、可能性が少しでもあるものは試してきました。
でも、どれも勝手に動かすことはできませんでした。
でも、一つ目の分かれ道。
子どもたちと一緒にこれからも暮らしていけるかどうか、という分岐点は過ぎました。
自分の人生は、子どもたちと一緒に歩める。
それは決まったから、あとは、今の現状で、私たち3人にとって最高の選択肢が取れるように、最大限の努力をします。
これからも3人で!