①子の監護者指定について
②婚姻費用について
双方の言い分について書かれた主張書面を出す
相手の主張に対して、双方が反論書面や証拠を出す
・3時間 面談
・この間に、調査官が、幼稚園と小学校にも訪問
母親に監護権を与えてもよいか、子どもたちの生活や様子を担任の先生にヒアリング
・児童 1時間面談
・幼児 30分面談
・調査官調査についての報告書面を見る
・これからの離婚についての話し合いの進め方について双方に意向を聞く
【この日についての記事は、こちら】
10月1日に3回目の審判期日を終えてから、1週間が経とうとしています。
子どもたちのこれからの世話を誰がみるかという監護権について、方向性が大体決まりました。
でも、ほっとするどころか、
帰宅した次の日から、ガクッと寝込んでしまいました。
気が緩んだのか、
何も手につかなくなってしまいました。
調査官調査の報告書には、以下のようなことが要点として書いてあったと理解しています。
(原文のままではなく、私の理解したこと、でもありますので、正確ではないかもしれません。報告書の文面は、普段使っている平易な表現ではなく、独特の堅い表現で書かれているため、読み解くのがとても難しかったです。)
・子どもたちは、これまでと変わらず、母親と生活することが望ましいということ
・父親と母親の役割については、離婚することになっても尚、夫婦関係と切り離して考え、しっかり務めようと今後も努力すること
・母親のしつけの度合いについては、早急に子どもたちを引き離すことまでを必要とするような程度とは言えず、むしろ、子育てに寄与するものであり、子どもとの愛着形成もなされていると考えられる
読んだのが、裁判所の控室でした。
隣には、弁護士の先生が居てくれました。
読む前に、先生が笑顔で言いました。
「結論から言うと、(監護権について)大丈夫な内容でしたよ。」
子どもたちと一緒に生活できる、ということでした。
先生はひと足先に裁判所に着かれて、30枚以上のこの書面に既に目を通されていたようでした。
実際読みはじめると、息が苦しくなり、手が震えました。
ほっとすることも、なぜでしょうか、ありませんでした。
これからも心から安心することってあるんだろうかと思います。
一番自分にとって大事だった監護権(子どもたちと暮らすこと)が得られそうになっている今でも、私の心の中には複雑な思いがあります。
- 夫が、どんな人間か分からなくなったということ
- だから、調停や弁護士の先生という第三者の目がある間はむしろ安心で、それが無くなった時に、夫がどのような言動を起こすのか、とても怖いということ
- そして、離婚になる前から話し合うことが難しかったのに、これからも子どもたちのことを話していくことが、とても簡単には思えないということ
- それから、調停が終わった後、夫が調停で決めた約束事を、きちんと守れるような人ではないのではないか、という疑いを持っていること
これらは、先生にも話しました。
話してしまっていました。
もっと安心できると思っていました。
でも、不安はむしろ大きくなるような気がしました。
この結論に激怒して、夫が何かをしてくるのではないか、、、
こうして考える自分も、自分で予想できませんでした。
こわいな、という気持ちが大きかったです。
調停で彼が弁護士と作ってくる書面を一枚、二枚と読み重ねるたびに、私が彼に対して持っていた、こうした人だろうという人物像が、壊れていきました。
これからも一緒にやっていけるとは、今は本当に思えません。
調停を始めてから、彼が近所にいると思うと、ずっと怖いです。
一軒家の鍵も彼はまだ持っているため、必ずチェーンロックをかけるようにしています。
なぜか、とても恐ろしいです。
彼ももしかすると、そうなのかもしれません。
先生は、うんうんと聞いてくださっていました。
そして、フォローするように言ってくださったことは、
「相手方は、あのようにして文面を作らないと、彼(夫)が主張することを通すようなことができないから、ああやって書くしかないんですよ。」
彼はそんな人ではないですよ、ということまでは言えないにしても、おそらく、戦い方としてそうするしかなかった、と言ってくださっているんだと思います。
言ってくださったことは、頭では理解できました。
でも、長い間、夫との生活はとても苦しかったんだと、離れてみてよく分かります。
当時も嫌だなと思っていましたが、お金もかかる苦しい時だからこうなっているだけだと思ってきました。
だから、自分の中には、彼から切り出されるまで、離婚という選択肢はありませんでした。
彼の人間性を心底疑うようなことは、ありませんでした。
どこか信じていたというところがあります。
でも、今はそれが、怖さに変わって、彼のことも人間として分からなくなっています。
これから、このように私が感じていることが、どのように変化するのか分かりません。
私が先生に話したことが、離婚の条件のどのようなことに影響をするのかも分かりません。
話すつもりはなかったのですが、監護権について、「大丈夫ですよ」と言われても、全く安心できなかった自分の中の違和感は、こうしたことだろうなと思います。
それも、1週間くらい、頭の中が落ち着かず、ようやく今こうして書けるようになりました。
どうか彼も幸せになってほしいです。
うんと幸せになってほしいと思います。
これが不幸の始まりではなく、新しい人生の出発となってほしいと思います。
まだ、調停は続きます。
読んでいただき、ありがとうございます。
応援してくださると嬉しいです。
上の子の運動会が楽しみです。
また、他の記事についても、ぼちぼちと書いていこうと思います。