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親権についての調停期日に出廷する

8月29日、家庭裁判所で、2時間の面談がありました。
弁護士の先生と一緒に行きました。
面談は、家庭裁判所の調査官が、夫婦が互いに主張していることについて、双方にヒアリングをする、という日です。
夫と私がヒアリングされるのは別日に設定されていて、その日に会うことはありません。

前日に、弁護士の先生から「これまで主張してきた書面に目を通し、その内容から大きく外れることがないように少し意識して話すようにしてください。」といったLINEを頂きました。
また、キュッとお腹が締め付けられるような感覚になりました。
夜に書面を読むと、寝られなくなるだろうなと思いましたので、当日の朝に読むことにしました。

普段あえて忘れるようにするため、視界に入らないよう、調停に関する書面はカバンにまとめています。
そこから、引っ張ってきて、頑張って、しっかりと目を通しました。
どきどきしてきて、また動悸が止まらなくなりました。

「いやだよね。わかったわかった。今だけやろう最初から最後まで1度目を通すだけ、それが終わったら、別の楽しいことをしよう。」

そうして、自分に言い聞かせて、しっかり目を通しました。


調停の時間まで3時間ありました。
ブログを書き始めました。
でもふと時計を見ると、またドキドキしてきます。
身体を動かそうと、晩御飯の下準備をしておくことにしました。
調停から帰ってきたら、晩ご飯はできている、これで一つ自分を楽にさせてあげたなと思い、少し気分がマシになりました。

15分前には裁判所に到着しました。

2時間、あっという間でした。
聞かれたことは、以下のようなことでした。

親権についての調停で、調査官から聞かれたこと

・夫が主張するような子どもへの対応について、どう認識しているのか?
ここは、少し圧迫のような質問のされ方をしていました。
虐待をしていたのか、するような人間なのか、ということを見極めているような感じがしました。
・離婚の話が出る前の夫婦の生活について
夫のどこに惹かれて結婚をしたのか?
夫はどんな人ですか?
夫婦で家事の分担はしていたのか?
夫婦で子育ては分担していたのか?
・なぜ調停を利用しようと思ったのか?
ここも圧迫感を感じました。
「調停を利用すると、かえって関係がややこしくなるとは思いませんでしたか?」など言ってこられました。
・子どもたちは、お母さんのことを何ていうと思いますか?
・今の生活について、子どもたちがあなたと暮らした方がいい理由は何ですか?逆に、お父さんと暮らすことで困ることは何ですか?
・別居生活になってからの生活はどうか?
・養育費は、どれくらいを考えているか?
・仕事は今と今後はどうしていくのか?

覚えているものだけですが、これくらい質問をされたと思います。
どの質問も、これからこどもたちを育てていくのに必要な内容だなと感じました。
自分が離婚に応じようと決めてから、考え動いてきたことを話すだけでしたので、難しくはありませんでした。

むしろ、夫のことを聞かれることの方が難しかったです。
一番答えにくかったのは、「ご主人はどのような人ですか?」という質問でした。
離婚を切り出されたときに夫が書いてきた手紙も残酷な内容でしたし、これまで調書を通して書いてきた内容も強烈でした。この人は一体どんな人なんだろう、というのが大きく、もう分からなくなっていました。
「穏やかな人だと思います。」と答えましたが、続けて、「今は、よくわかりません。」と答えました。
「なぜですか?」と聞かれたので、「これまでの経緯で自分が知っている人ではないような感じがしています。」と答えました。

夫は、どれくらい想定できたのでしょうか。

こどもたちと当たり前に住めていたところから、週末にしか会えなくなったこと

夫は親権を主張するくらいなので、こどもたちを僕が育てたいと思っているんだと思います。
だから、大事なものを失ってしまった、私ならそう思うかなと思います。

夫は、積み重ねよりも、慣れというものをよく言う人でした。

私が日々していること、こどもたちと今を過ごしたい、それはお金に変えられないんだと話してきたことについても、
「保育所に預けたら、それはそれで慣れる。僕もそうして育ってきた。」
別居を始めて、こどもたちの生活を変えることについても、
「お父さんのところに半分、お母さんのとこにも半分、それもこどもたちは慣れますから。」

そうして、これまでの積み重ねというものが、それ以降の、慣れという時間の経過によって書き替えられるような言い方をしていました。
でも、私は全くそうは思えませんでした。
夫にとっても、私の言っていることは理解できなかったと思いますが。
積み重ねは、単なる重なりではなくて、そこには意味もあるし、根っこが生えるような段々とずっしりと重みが増してくるようなものだと思います。
だから、そんな簡単には、書き替えられないし、上書きもできない。
むしろ、その積み重ねを使って、今後のことを判断したり、気持ちが動いたりする。

自分がしてきたこれまでの育児というものは、特に自信もなかったし、積み重ねてきたんだという自覚もなかったのですが、子どもたちが、そうしたものがあると教えてくれた気がします。
分かりにくいと思いますが、何が言いたいのかというと、毎日を一生懸命に育ててきた、そのことは簡単には変えられない、ということです。
夫が育児の一コマを切り取って、それを虐待であるかのように調書に書いたところで、これまでのことがひっくり返るようなことはない、と信じています。

明日9月9日は、子どもたちが、裁判所に出向いて、調停員と面談をします。
どのような話をするのか、詳しくは教えてはもらえません。
あらかじめ、この日のことを子どもたちに話す必要がありました。
子どもたちに、この面談という出来事が負担とならないよう、十分に気をつけて、説明をしなければなりませんでした。
次回は、このお話を書こうと思います。


子どもたちの中には、ちゃんとこれまで過ごしてきた時間や想いが詰まっています。
母親の私の分も。
もちろん、父親の彼の分も。

どれもが、子どもたちにとっては、幸せの思い出であり、守っていかなければいけないものです。
今の私にはまだまだ自然にはできないけれど、今後、自分にとっての夫ではなくなっても、子どもたちにとっての父親というものは大切にしていかなければいけないなと思います。
自然にできるようになるんでしょうか、、、
できるようになるような気はしていますが、今は難しいです。

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調停前は、いつも不安定です。
不安になります。
「不安だよね、そりゃそうだ」って、自分には言ってあげようと思います。
複雑な気持ちがたくさん。
でも、一ついいことも。
お菓子を食べられるようになってきました。
食べられない、吐く、の繰り返しだったのに、お菓子まで食べられるようになってきました。これも前進。

明日、子どもたちと頑張ってきます。
また、報告しに帰ってきますね、待っていてください。

いつも読んでいただき、ありがとうございます❤️

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