夫との直接の話し合いによる離婚は難しいと判断しました

 一昨日の5月7日、弁護士の先生から、夫に受任通知を送ってもらいました。
離婚を切り出されてから1か月が経ちます。
弁護士の先生は、できるかぎり、弁護士が介入することなく本人同士で、かつ、調停に進むこと無く協議で、離婚ができればと考えて下さっていました。子どもの負担も考えてのことだと思います。(調停に進めば、子どもたちもあるタイミングで調査員の方からヒアリングをされるようです。)
 そうした先生のご配慮もあり、この受任通知を送るまでに、前段階として、私が夫と直接やりとりをすることがありました。子どもたちが居ることもあり、メールで話しをしたのですが、うまくいきませんでした。特に、親権と監護権について、夫は譲ろうとしませんでした。離婚をするためには、夫婦のうちのどちらかに親権を定める必要があります。逆に言うと、私が、夫の言い分をそのままに受け入れ、親権も監護権も夫に持ってもらうということを了承すれば、離婚は成立します。でも、私も譲りませんでした。
 なので、本人同士による協議離婚は難しいとなり、弁護士の先生代理のもと、離婚を進めてもらうことにしました。先生も、私たちのメールのやりとりを見て、介入したほうがよいと思われ、受任通知を準備し始めてくださいました。

 前回の記事から、あっという間に一週間が過ぎてしまっていましたね。
その間、この受任通知の内容を弁護士の先生から頂き、確認をしていました。
 
 夫は、当初、交代監護(子どもたちの面倒を、私と夫で週の半分ずつみるということ)を提案していました。
そのため、この1か月、子どもたちの生活拠点がアパート(夫の別居先)と一軒家(もともと住んでいたお家)を移動したり、「お父さんはこう言っているけど僕(さんかく)はこうしたい」や、「私(まる)はいやだこうしたい」など、子どもたちの気持ちの波もありました。
 日常であれば、親の提案に、子どもがいやだということなど何の問題も無いのですが、お父さんとお母さんが別に暮らしている状況では、子どもたちは常にどちらかの親を選んでいるような結果になります。おそらく、どちらかを選べば、選ばれなかった方を気にかけなければならない、こうして言葉にできる以上の感情を子どもたちに持たせてしまっていることだろうと思います。私は、そのように子どもたちのことを眺めながら、夫に子どもたちの意向を伝えたりしていました。当然、夫にも意向があったりで、その返答や対応に困ることもあったため、弁護士の先生には、その都度、夫の様子や子どもたちの様子を相談していました。
 この一か月の流れはこのようになります。
 

 3月30日 夫から手紙で、離婚の申し入れと交代監護の提案がある
 (3月29日~4月7日 子どもたちは義理実家の滋賀に帰省することになりました。10日間会えませんでした。)
 4月8日~16日 交代監護(夫が担当曜日を決めにきて、その約束通り、子どもたちを互いのお家へ送り届けるという形でした。)
 4月15日・16日 「まる」発熱
 4月18日~21日 「さんかく」発熱、コロナ陽性(21日まで自宅待機)
 そうした実情とともに、その間、二度、私は夫に、こうした交代監護が子どもたちにとって非常によくないと、メールで意思表示をしました。
 そして、
 4月18日 夫にメールで、交代監護を辞めることに同意を求めるメールを送付(内容は、弁護士の先生と相談した上で、回答期限付きで、弁護士相談済みという内容も添えての内容にしました。)→夫の返事は、同意しない、でした。
 4月25日 夫から子どもたちと明日直接話をしたいとメール
 4月26日 17:30 夫がこちらに来て、玄関で子どもたちと2点の約束をしていきました。
  ・27日~29日AM10:00 夫のアパートで寝食し、一緒に過ごすこと
  ・5月3日~6日 義理実家での法事のため 夫と子どもたち二人は滋賀に帰省すること
 5月3日 11:30 子どもたちを夫のアパートに送り届ける
 5月6日 18:00 子どもたちを夫がこちらに送ってくる
 現在に至る
 

 読者の皆さんにとっては細かすぎる内容だと思いますが、これだけ子どもたちをどうするのか、といったことで夫とやりとりがあったということです。逆に、子どもたちから見たら、これだけの影響を受け、日常ではない、不安で満たされない非日常の中で、過ごさせてしまっているということになります。
 交代監護による影響を最も大きく受けたのは子どもたちだなあと、メモを見ながらいつも思います。私が夫に抵抗していたら防げたのかな、そうしたら、もっと険悪になっていたかな、何がよかったのかな、子どもたちのベストをちゃんと考えられているのかな、と自信が無くなります。
 

 こうした変化する状況のなかで、先生は、夫が交代監護を押し進めてくるような様子が無いか、その行動から夫の意向を読み取ろうとされていたのかなあと想像します。先生とは、LINEでやりとりができるようにしてくださっているのですが、「その後相手はどうですか?」「お子さんの様子はどうですか?」と先生の方から、様子を聞いてくださっていました。私は、その質問に答えることができるように、上記のようなメモを取るのが習慣になりました。
 

 この1か月で起きたことのなかで、調停に関することをまとめるとすれば、以下のようになります。
  ・夫が当初提案したような交代監護は、現在は中途半端になっているということ
  (現状、子どもたちは私と暮らし通園通学し、夫も、今では交代監護についてのやりとりを私にしてこなくなっています。)
  ・別居中の生活費(婚姻費用)として、4月と5月に、それぞれ15万をもらったこと
  (夫の想定では、私は6月に現在のお家から出ていくことになっており、その6月までは、15万円を支払うと夫の最初の手紙に書いてあります。)
  
 上記のような現状も踏まえながら、受任通知には、まずは、親権と監護権を定める審判と、離婚が成立するまでの婚姻費用を請求する申し立てを行う、という内容が書いてありました。
 (私の内心は、ようやくといったのが本音です。
夫とのメールのやりとりは本当にきついやりとりでした。内容的にも、夫は、離婚は私が悪いから起きてしまっていることであるというスタンスは変えず、私が反省すべきであり、自分は精一杯やってきたんだということでした。過去のことを、どうだったこうだった、と話をするので、一向に今後どうするのかという話にならないことも困りました。
 すみません、少し愚痴をこぼしました。)

 これから本格的に手続きが始まります。
子どもたちの大切な今後を、お互い「親として」夫と話ができればと思います。
もちろん、今後は、先生を代理人として話をしてもらいます。
親としての責任をしっかりと決めて、今後子どもたちが成人するまでの10数年でしょうか、親としての務めをお互いに果たせるように整えていきます。

 次回の記事では、別居生活が始まって1か月、かかった費用やお金のことなどを書こうと思います。

 今日、晴天のもと、娘のマルは植物園に遠足に行きました。
好きなお菓子をタッパーに入りきれないほど詰め込んで、、、
たくさん入れたくて入れすぎてしまい、タッパーの蓋を閉めるとクッキーが割れます。
でも、クッキーは割れたら嫌なんだそうで、、、完成まで10分ほど格闘し、
「できた~~」といって、無事に蓋の閉ったタッパーをかばんに入れていました。
台所に戻ると、割れたクッキーが山積みに、、、
歯磨きをしに台所を横切った「さんかく」が、「掃除機するわ」と言って、そのクッキーのかけらたちを食べてくれました。
めでたしめでたし♪


今日の晩御飯は、何作ろうかな。
子どもたちと生活できること。
一度でも、もう一緒に住めなくなるかもと思った瞬間があるから、この日常がとても幸せに感じます。
みなさんは、何の晩御飯を作りますか。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
 

 

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