ようやく離婚に向けての手続きが始まります

「本日、2024年5月21日㈫午前中に、家庭裁判所に審判の申し立てを行いました。」

一昨日、法律事務所の事務の方から、LINEでそう連絡がありました。
申立書の文面の控えとともに。
ドキドキしました。
これからどうなるんだろう、というドキドキです。
でも事務員さんは、こんな返信をしてくださいました。

 「ほとんどが淡々と進むことの方が多いので、安心してくださいね。」

 え、そうなんだ、、、と思いました。
夫と、この1か月以上、あーだこーだ押し合いをしていたので、これから淡々と進むのか、、、なんだか、ほっとしたところがありました。


これまで、日常生活のうち、子どもたちについての出来事を先生にLINEで報告をしてきました。そのなかで、先生に尋ねられたことについて答えて、先生が「了解しました」と言って、いつもやりとりが終わるのですが、今回の調停や審判に何が関係しているのか、さっぱり分かりませんでした。でも、先生が作ってくださった審判と調停の文面を読んでみると、私がこれまで報告してきたことから、現状を切り取って裁判所に報告をするというような感じでした。その文面は(もしかするとある程度決まった書式があるのでしょうか、私には分かりませんが、)過不足無く、簡潔に、感情的なものはなく、事実を羅列するといった感じでした。先生には、たとえば夫がこうしたいと言っているが子どもたちが嫌がっている、でも夫が聞き入れない、というような困ったことを相談することが多かったので、当然そこには私が感じていることやしんどくなったことも伝わって(しまって)いたと思います。でも、そうした感情的な印象は省き、客観的にこちらの現状を伝えて下さっている、そんな文章でした。
分かりにくいですね、、、要するに、今日の審判の文章は、先生は自分の味方だな、先生が居て心強いなと思えた文章でした。文章には、私はたくさんの力があると思っていて、読んでいてなんだか元気が出る文章もあれば、勇気をもらえるような文章もあります。調停の文面を読んでドキドキはしながらも、いい先生に出逢えたなと思えた時間でした。


 さて、今回の「審判」という手続きは、専門的には分かりませんし私の理解できた範囲だと、「調停」よりも手続きのステップが早いことがメリットのようです。(もちろん、このメリットは、相手方にとっては、準備をしている暇がない、出遅れる、押され気味といったデメリットにもなるのかな想像しています。)しかも、まだこれは「離婚」についての審判ではなく、「(子の)監護」に関する審判と、「婚姻費用」に関する調停なんだそうで、、、つまり、「離婚」についてはまた後程別で申し立てると先生から説明がありました。
 なので、今回裁判所に申し立てたのは、まずは、子どもたちを誰がどのように監護するのかというのを決めて下さい(子の監護に関する審判)ということと、別居中の生活費を夫が私たち3人にいくら払うのか定めて夫にその金額を払うよう言ってください(「婚姻費用」に関する調停)ということ、以上の2つを決めてもらうということのようです。
 そして最後に先生がおっしゃっていたことは、審判で申立てたけど、裁判所の判断で、調停にされる可能性が高いということを言われていました。つまり、遅くなるということです。でも、あえて審判で申立てることは、相手方へのプレッシャーにはなるとおっしゃっていました。
 はーすごいな、、、静かだけど、戦いなんだな、、、すごいお仕事だな、と、とてもとても感じました。

 ようやくなのか、いよいよなのか、調停が始まりました。
これからどうなるのか誰にも分かりませんが、子どもたちの親権と監護権を得られるまでは、安心できません。お家を出ていかなければならないという心配と同じくらい大きい不安です。夫が出ていったということは変化としてありましたが、私たち3人の生活の内容はそれほど変わっていません。まだまだ留守番を任せるようなことができる年齢でもないので、これまでも3人1つで動いてきました、動かざるをえませんでした。だから、仕事と学校と幼稚園以外の時間は一緒に居たし、今も一緒に居たいと思って一緒に居る。夫よりも、ずっと一緒に時間を過ごしてきました。でも、夫はずっと、私が子どもを虐待してきたからそんな人に親権を与えるわけにはいかないと主張しています。先生は、こうした夫の主張を、裁判所がミスリードしないよう手立てを考えます、と言ってくださっています。なので、まだ何も確定されていないし、もちろん離婚もできていませんし、これが始まりなんですね。だから、ようやく、といった感じがします。

 そして、費用のお話です。
審判と調停を申し立てる前に、私の代理人になってくださいという委任契約書を正式に交わし、弁護士費用として、着手金をお支払いしました。着手金は、事務所によってさまざまのようですが、私が依頼した先生には、55万円をお支払いしました。パートの収入の8か月分ほどですが、貯金をしていてよかったな、と思いました。価値のある支払いだなと思います。
 とても自分では夫と交渉ができないです。そして、決めてもらった内容は、今後、私たち3人の生活を守ってくれるお守りになると思います。生活費のやりくりの相談が、夫婦であっても難しかったので、しっかりと収入に基づき、必要な金額を決めてもらえることは、本当にありがたいことだと思っています。そのなかで、子どもたちを育てながら、私も自分のやりがいとなる仕事を見つけたいと強く思っています。

 とても悔しいことがありました。
昨日、いいなと思った物件がありました。でも、不動産屋さんに問い合わせをしたところ、パートの人には貸せないという返事が返ってきました。子連れがダメな物件もありますし、パートというだけで断られるんだな、と、、、もちろん、貸す側やオーナーさんにとっては至極当然のことです、当たり前のことだと思います。でも、こんなときなので、とても堪えました。現実がよく分かります。とても悔しかったです。自分の仕事をしたかったです。でも、できませんでした。しているお母さんもたくさんいるので、できないことではないです。でも、あれもこれも私にはできませんでした。そして子どもたちと過ごしたかったです。だから、これからです。自分の仕事を見つけよう、子どもたちを立派に育てられるように、そして、自分のやりがいとなるように、心からそう思いました。

 ビッグさんにこの不動産やさんとの出来事を話したところ、

「そんなけちくさいところに住んでもいいことあらへん。」
と一言でした。
私の代わりに、ありがとう、、、気にしないでおきや、てことだと思います。

そして、ガーデンさんからはこんな差し入れがありました。まだ、温かいままの出来立てを、紙袋に入れて届けてくれました。目の前では泣きませんが、食べながら有り難くて、泣いてしまいました。

 これまでもそうだったし、いつも友だちに助けてもらって、ようやく立てています。
ありがとう。
また、頑張ります。

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今娘の友達がピンポンして遊びに来てくれました。この一軒家に引っ越してきて3年ほど、ようやくお友だちがお家に遊びに来てくれるようになりました。引っ越しを考えなければなりませんが、こうしたつながりに支えられてきっと日常を安心して暮らせているんだと思います。だから、守っていきたいです。

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